「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」流行警報の発令
皆様におかれましては日頃より感染症拡大にご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
埼玉県は令和5年12月20日にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(いわゆる溶連菌による咽頭炎)の流行警報を発令しました。
血清型がA群のレンサ球菌による上気道感染症です。
レンサ球菌は、細菌性急性咽頭炎の最も一般的な原因菌で、学童期の小児に多く見られます。
典型的には、2~5日の潜伏期間の後、突然38℃以上の発熱、のどの痛み、苺状の舌などの症状が現れます。
熱は3〜5日で下がり、1週間以内に症状は改善します。まれに重症化し、のどや舌、全身に発赤が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。また、リウマチ熱や腎炎の原因となる場合もあります。同じ細菌を原因とするものとして、劇症型溶血性レンサ球菌感染症があります。
感染流行させない為にも次のことに注意しましょう!
・マスクの着用
・こまめな手洗い、うがい
・患者との接触を避ける
・十分な休養とバランスの良い食事
発熱や体調不良時には早めに医療機関に受診しましょう。
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