花粉症と副鼻腔炎の関係と対処方法について考える

「鼻が詰まって苦しい」、「顔のあたりが重い」…花粉症の時期にこうなると、単なるアレルギーなのか、それとも副鼻腔炎(蓄膿症)を併発しているのか悩みどころですよね。

実は、花粉症と副鼻腔炎は非常に「仲が良い」(困ったことに!)関係にあるようです。

1. 花粉症と副鼻腔炎の切っても切れない関係
花粉症は「アレルギー反応」ですが、副鼻腔炎は「細菌やウイルスによる炎症」です。しかし、次のようにで負の連鎖が起こることがあるようです。
花粉で粘膜が腫れる: 花粉症で鼻の粘膜がパンパンに腫れる。
出口がふさがる: 鼻の奥にある「副鼻腔」という空洞の出口が、腫れによって塞がってしまう。
膿が溜まる: 出口を失った鼻水が副鼻腔に溜まり、そこで細菌が繁殖。ドロドロの膿に変わる(これが副鼻腔炎)。

2. 対処方法
どちらの場合も「鼻の通りを良くすること」が共通の対処方法のようです。

セルフケア
鼻うがい(生理食塩水): 花粉を洗い流すだけでなく、溜まった膿を物理的に排出するのに効果的。ただし、真水は痛みをともなうので専用の洗浄液か生理食塩水を使うと良い。

鼻を温める: 蒸しタオルなどで鼻を温めると、血行が良くなり一時的に粘膜の腫れが引く。

こまめに水分をとる: 鼻水の粘度を下げ、排出しやすくする。

お薬の使い分け

主治医にご相談のうえ、

花粉症メインの場合: 抗ヒスタミン薬でアレルギー反応を抑える。
副鼻腔炎メインの場合: 粘膜の腫れを引かせる薬や、鼻水を出しやすくする去痰薬などが有効。

その際、注意した方が良いことは、市販の「鼻炎スプレー(血管収縮剤入り)」は使いすぎると逆に粘膜が厚くなる「薬剤性鼻炎」を招くため、用法・用量を守ることが必要のようです。

3. いつ病院へ行くべき?
以下のサインが出たら、自力で治すのは難しいため耳鼻咽喉科を受診しましょう。

鼻水の色がずっと濃い黄色や緑色

顔面痛(頬や目の周り)がひどい

市販のアレルギー薬を飲んでも全く鼻が通らない

頭痛や発熱を伴う

放置すると慢性化し、手術が必要になるケースもあるため、早めのケアが肝心とのことです。

このように、花粉症と副鼻腔炎は、関連性があるようです。

花粉症がある私も、引き続き、適切なタイミングでの受診と定期的な受診を心がけるとともに、マスクの着用など、自身に合った対策を心がけたいと思います。